寝ても疲れがとれないのはなぜ? 慢性疲労症候群(ME/CFS)の症状・原因・診断・研究
「十分に眠ったはずなのに、起き上がれない」「少し動いただけで、数日間寝込んでしまう」「頭に霧がかかったように、何も考えられない」──こうした状態が何ヶ月も、ときには何年も続く病気があります。
慢性疲労症候群(ME/CFS) は、単なる「疲れやすさ」とはまったく異なる深刻な疾患です。それにもかかわらず、病名に「疲労」という言葉が含まれるために誤解されやすく、周囲の理解が得られないまま苦しんでいる患者さんが少なくありません。
近年は新型コロナウイルス感染症の後遺症(Long COVID)との関連が注目されたことで、ME/CFSへの社会的関心が急速に高まっています。しかし、そもそもこの病気がどういうものなのかを正確に理解している人は、まだ多くありません。
この記事でわかること
- 慢性疲労症候群(ME/CFS)とは何か、一般的な「慢性疲労」とどう違うのか
- ME/CFSの主な症状と、日常生活への深刻な影響
- 「ただの疲れ」「気のせい」という誤解がなぜ生まれ、何が問題なのか
- 原因として研究されていること(酸化ストレス・神経炎症・免疫異常・腸内環境)
- コロナ後遺症(Long COVID)との関連
- 現在の治療アプローチと、研究の最前線
慢性疲労症候群(ME/CFS)とは
慢性疲労症候群は、正式には筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(Myalgic Encephalomyelitis / Chronic Fatigue Syndrome:ME/CFS) と呼ばれます。
定義を一言でまとめると、身体診察や一般的な臨床検査では客観的な異常が認められないにもかかわらず、日常生活を送れないほどの重度の疲労感が6ヶ月以上続く疾患です1 2 3。
「慢性疲労」と「慢性疲労症候群」は別のもの
この2つは名前こそ似ていますが、別の概念です。「慢性疲労」は、仕事や育児、睡眠不足などで「疲れが抜けない」と感じる状態を広く指す日常用語です。一方、「慢性疲労症候群」は特定の診断基準を満たす医学的疾患であり、休息や睡眠で回復しない点が根本的に異なります。
どれくらいの人がかかっているのか
米国の調査では、慢性的な疲労を訴える人の割合は約25%に上りますが、ME/CFSの診断基準を満たす人はそのうちわずか0.5%(約200人に1人) とされています3。日本でも推定10万〜30万人の患者がいると考えられていますが4、疾患への認知度が低く、正確な実態把握は進んでいないのが現状です。
ME/CFSの主な症状
ME/CFSは疲労だけの病気ではありません。多彩な症状が重なり合って現れるのが大きな特徴です2。症状の種類や重さには個人差がありますが、以下が代表的なものです。
中核症状
- 回復しない疲労 ― 休息をとっても改善しない、日常活動を大幅に制限する持続的な疲労です。発症前にできていた活動の水準に戻れないことが特徴で、「いくら寝ても疲れがとれない」状態が何ヶ月も続きます。
- 労作後倦怠感(PEM:Post-Exertional Malaise) ― ME/CFSの最も特徴的な症状です。わずかな身体的・精神的活動の後に症状が劇的に悪化し、その状態が数日から数週間にわたって続きます。買い物に行っただけで翌日以降寝込む、短い会話の後に強い消耗を感じるなど、健常者には想像しにくいレベルで活動が制限されます。
- 睡眠障害 ― 何時間眠っても疲れが回復しない「非回復性睡眠」が特徴です。十分な睡眠をとっているはずなのに、朝起きたときにすでに疲れている状態が続きます。
認知機能の障害
- ブレインフォグ(脳の霧) ― 頭に霧がかかったように思考がまとまらない、集中できない、言葉がうまく出てこない、短期記憶が低下するといった認知機能の障害です。患者さんの多くが「もっともつらい症状のひとつ」として挙げます。
その他の症状
- 痛み ― 頭痛、筋肉痛、関節痛、咽頭痛など。痛みの部位や程度は人によって異なります。
- 起立不耐症 ― 立ち上がったときや立ち続けたときに、めまい、動悸、吐き気、失神感が起きます。体位性頻脈症候群(POTS)※を併発するケースも多く報告されています2 5。
- 感覚過敏 ― 光、音、匂い、化学物質などに対して過度に敏感になることがあります。
- 免疫系の症状 ― リンパ節の腫れや圧痛、微熱、風邪のような症状が繰り返し現れることがあります。
用語解説
- 体位性頻脈症候群(POTS)
- 立ち上がったときに心拍数が異常に上昇する自律神経の疾患。
重症度の幅 ― PS(パフォーマンスステータス)という指標
ME/CFSの重症度には非常に大きな幅があります。症状に苦しみながらも仕事に通える軽症の人から、自宅でほとんどの時間を横になって過ごす中等症、寝たきりで介助なしには日常生活が送れない重症の人まで、さまざまです。
重症度の評価には「パフォーマンスステータス(PS)」 という0〜9の指標がよく使われます6。PS 0が健常、PS 3以上がME/CFSの診断基準を満たす状態、PS 7以上では自力での日常生活が困難になります。

(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000104377.pdf)
コロナ後遺症外来の第一人者として4,000人以上の患者を診察してきた渋谷ヒラハタクリニックの平畑光一先生は、「PSは新型コロナ後遺症患者の状態を把握するうえで、もっとも簡易かつ利用価値が高い指標」と述べています7。たとえばPS 6は高齢者でいうところの「準寝たきり状態」に相当し、PS 5以上では通常の勤務はほとんど不可能になります。
「ただの疲れ」「気のせい」ではない ― 誤解と偏見の問題
これだけ深刻な症状が存在するにもかかわらず、ME/CFSの患者さんが直面する大きな課題のひとつが、周囲の誤解と偏見です。
「慢性疲労症候群」という病名に含まれる「疲労」という言葉が、あたかも「少し疲れやすいだけ」「気の持ちようで治る」「怠けているのではないか」という印象を与えてしまうことがあります。しかし、ME/CFSは詐病ではなく、実際に日常生活が送れなくなるほどの症状が現れます。
こうした誤解は、患者さんの精神的な負担を増大させるだけでなく、適切な医療を受ける機会そのものを妨げる要因にもなっています。コロナ後遺症の臨床現場からは、「多くの患者さんたちが、ただコロナ後遺症あるいはME/CFSだというだけで、診察を拒否されてしまう状況がある」と指摘されています7。活動量に配慮すれば通常どおり診察できる疾患であるにもかかわらず、診察を拒否されるケースがあることは、医療アクセスの大きな障壁です。
まずは周囲が正しく知ること。それだけで、患者さんが適切な医療にたどり着きやすくなります。
診断の考え方
誤解と偏見が生まれる背景には、診断の難しさという問題も関わっています。ME/CFSには、血液検査や画像検査で「この数値が異常だからME/CFSである」と確定できるバイオマーカー※が、現時点では存在しません。そのため、診断は症状の組み合わせと他の疾患の除外によって行われます。
用語解説
- バイオマーカー
- 病気の有無や進行度を客観的に示す検査指標。
主な診断基準の共通ポイント
国際的にはいくつかの診断基準が用いられていますが1 2 3、共通するポイントは以下のとおりです。
- 日常生活に支障をきたすレベルの疲労が6ヶ月以上持続している
- 疲労は新たに発症したものであり、過度な運動によるものではない
- 休息をとっても十分に回復しない
- 身体的・精神的な活動によって悪化する(PEM)
- 記憶力・集中力の低下、または起立時のめまい・動悸のいずれかを伴う
加えて、甲状腺機能低下症、糖尿病、うつ病、睡眠時無呼吸症候群など、類似した症状を引き起こす他の疾患を検査で除外する必要があります。
なぜ診断が難しいのか
- 確定的な検査法がないため、医師の経験と判断に依存する部分が大きい
- ME/CFSに詳しい医療機関がまだ限られている
- 症状が他の疾患と重なることが多く、線維筋痛症※やPOTSなどと併存するケースもある
- 「疲労」という主観的な症状が中心であるため、客観的な評価が困難
用語解説
- 線維筋痛症
- 全身の広範な痛みを主症状とする慢性疾患。ME/CFSと併存することが多い。
こうした事情から、発症から正確な診断に至るまでに数年かかるケースも珍しくありません。
原因として研究されていること
ME/CFSの原因はまだ完全には解明されていません。ただし近年の研究から、いくつかの有力な仮説が浮かび上がってきました。現在の科学的知見では、単一の原因ではなく、複数の要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。
感染症がきっかけになる
ME/CFSの多くは、ウイルスや細菌への感染症をきっかけに発症します。EBウイルス(伝染性単核球症の原因ウイルス)、インフルエンザウイルス、エンテロウイルスなどの感染後に発症するケースが多く報告されています8。感染症そのものは治癒しても、免疫応答の異常が持続することがあります。この持続的な免疫異常が、ME/CFSへの移行を引き起こす一因ではないかと指摘されています。
免疫系の異常
ME/CFS患者では、免疫システムの慢性的な活性化や機能異常が観察されています9。ナチュラルキラー(NK)細胞※の活性低下や、サイトカイン※の異常な分泌パターンなどが報告されています。自己免疫疾患※との類似性も指摘されていますが、典型的な自己免疫疾患とは異なる特徴も多く、免疫系がどのように関与しているかは現在も活発に研究されている領域です。
用語解説
- ナチュラルキラー(NK)細胞
- ウイルスに感染した細胞やがん細胞を真っ先に攻撃する、自然免疫の最前線を担う免疫細胞。
- サイトカイン
- 免疫細胞同士が情報をやりとりするために放出するタンパク質の総称。炎症の促進や抑制など、免疫反応の司令塔的な役割を果たす。
- 自己免疫疾患
- 本来は外敵から身体を守るはずの免疫システムが、誤って自分自身の正常な細胞や組織を攻撃してしまう病気の総称。関節リウマチや1型糖尿病などが代表例。
酸化ストレスとミトコンドリア機能障害
酸化ストレスとは、体内で発生する活性酸素種(ROS)が、細胞の防御機構(抗酸化システム)の処理能力を超えて蓄積し、細胞にダメージを与える状態です。
ME/CFS患者では、健常者と比べて血中の酸化ストレス値が有意に高く、抗酸化力が低下していることが複数の研究で報告されています10。2025年にPNAS(米国科学アカデミー紀要)に発表された研究では、ME/CFS患者のリンパ球(免疫細胞の一種)で酸化ストレスの上昇が確認されました11。さらに、この酸化ストレスがミトコンドリア(細胞のエネルギー工場)の損傷と関連していることも示されています。
ミトコンドリアが損傷を受けると、細胞がエネルギーを効率的に産生できなくなります。ミトコンドリアの損傷によるエネルギー産生の低下が、ME/CFS患者の慢性的な疲労やPEMの一因になっている可能性があります。
神経炎症(脳内の炎症)
大阪市立大学(現・大阪公立大学)の中富康仁先生らの研究(2014年)では、PET画像※を用いてME/CFS患者の脳内に広範な神経炎症が存在することが世界で初めて報告されました12。脳の炎症が、ブレインフォグや認知機能障害、疲労感の原因のひとつになっている可能性を示す重要な報告です。
用語解説
- PET画像
- 陽電子放射断層撮影。体内の炎症や代謝異常を画像化する検査。
腸内環境の異常(腸脳相関)
近年、ME/CFS患者の腸内細菌叢(腸内フローラ) に特徴的な変化があることが注目されています13。腸内細菌の多様性の低下や、特定の菌種の増減が報告されています。
腸と脳は「腸脳相関(Gut-Brain Axis)」と呼ばれるネットワークで密接につながっており、腸内環境の乱れが脳の機能や全身の炎症状態に影響を与える可能性があります。また、腸管バリア(腸壁の防御機能)が破綻すると、本来は体内に入るべきでない物質が血液中に漏れ出し、全身性の炎症を引き起こすという仮説も研究されています。
自律神経系の異常
起立不耐症やPOTSといった自律神経系の異常は、ME/CFS患者の多くに見られます。交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、血圧や心拍数の調節がうまくいかなくなり、めまいや動悸、疲労感の増悪につながるとされています2 5。

コロナ後遺症(Long COVID)との関連
ME/CFSは新型コロナウイルスが出現するはるか以前から存在する疾患ですが、原因研究を大きく加速させる契機となったのが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行です。
感染後に長期にわたって疲労、ブレインフォグ、労作後倦怠感などの症状が続くコロナ後遺症(Long COVID) が世界的な問題となりました。コロナ後遺症の症状はME/CFSの症状と多くの共通点を持っており、実際にコロナ後遺症の患者の一部はME/CFSの診断基準を満たすことが確認されています14。
共通する病態メカニズムの可能性
2025年のPNAS論文では、ME/CFSとコロナ後遺症に共通して酸化ストレスの上昇が認められることが報告されました11。また、神経炎症や免疫異常など、両者は複数の病態メカニズムを共有している可能性が指摘されています14。
「クラッシュ」の繰り返しがME/CFSへの移行を招く
コロナ後遺症やME/CFSの臨床で注意が促されているのが、「クラッシュ」 という現象です。クラッシュとは、患者さんが自分の許容量を超えた活動(運動、ストレス、頭脳労働)を行った結果、数日間寝込んでほとんど動けなくなる状態のことです。コロナ後遺症の患者さんがクラッシュを繰り返していると、ME/CFSに移行しやすくなることが臨床的に指摘されています7。このため、コロナ後遺症の初期段階から、クラッシュが起きないよう慎重に心身の活動をコントロールすることが重要になります。
研究の加速
世界で6,500万人以上がコロナ後遺症に苦しんでいると推定されており15、この大規模な患者集団の出現が、ME/CFSを含む感染後慢性疲労の研究に大きな研究資金と関心をもたらしました。コロナ後遺症の研究への投資が増えたことで、ME/CFS研究全体が加速するという「副次効果」も生まれています。
現在の治療アプローチ
では現在、ME/CFSの患者さんにはどのようなケアが提供されているのでしょうか。
現時点で根治的な治療法(病気そのものを完治させる治療法)は確立されていません。そのため、治療は症状の緩和と生活の質の維持を目的として行われます。
「訓練」ではなく「治療」
治療において最も重要な考え方のひとつが、「訓練」ではなく「治療」 という原則です7。
健常者であれば、「今できること+α」の努力を積み重ねることで、できることを増やしていけます。しかしME/CFS患者の場合、その「+α」がクラッシュを引き起こし、かえってできることが減ってしまうことがあります。無理をして鍛えても回復には向かわず、適切な治療が進むことで初めて、できることが増えていくのです7。
この違いを理解することが、患者さん自身にとっても、周囲のサポートにとっても大切です。
ペーシング
この原則に基づく中心的な治療戦略が「ペーシング」です。活動と休息のバランスを慎重に管理し、PEM(労作後倦怠感)やクラッシュの発症を防ぐ方法です。「できる範囲で活動し、限界を超えない」ことが基本であり、「いかに疲れないように生活するか」という探求そのものが日常の一部になります7。
過度な運動療法はME/CFSの症状を悪化させる危険性があり、段階的運動療法(GET:運動の強度を少しずつ上げていくリハビリ法)については、2021年に英国NICE(国立医療技術評価機構)がガイドラインを改訂し、GETを推奨から削除しました16。
対症療法
- 上咽頭擦過療法(EAT) ― 綿棒を用いて上咽頭に塩化亜鉛をこすりつける治療で、50年以上にわたり広く行われてきた治療法です。平畑先生は「新型コロナ後遺症の治療のなかでも奏功しやすい」と述べており7、ME/CFS傾向のある患者さんにも施行されています。一部の耳鼻科で受けることができます。
- 睡眠の改善 ― 睡眠衛生(睡眠環境や習慣の見直し)や、必要に応じた薬物療法により、睡眠の質を改善します。
- 痛みの管理 ― 頭痛や筋肉痛、関節痛に対して、鎮痛薬や漢方薬が使われることがあります。
- 起立不耐症への対応 ― 水分・塩分の十分な摂取、弾性ストッキングの着用、必要に応じた血圧調整薬の使用などが行われます。
- 漢方療法 ― 漢方を中心に西洋医学を適宜組み合わせて治療にあたる医療者もいます。
- 心理的サポート ― 長期にわたる闘病生活による精神的な負担に対して、認知行動療法やカウンセリングが役立つことがあります。ただし、ME/CFSは心因性の疾患ではなく、心理療法だけで根本的に改善するものではないことに留意が必要です。
研究段階のアプローチ
世界中でME/CFSに対する新たな治療法の研究が進められています。酸化ストレスを軽減する抗酸化アプローチ、神経炎症を抑制する方法、腸内環境を改善するプロバイオティクス(乳酸菌やビフィズス菌など、健康に有益な生きた微生物)や食事療法などが研究されています。免疫調節療法を含め、さまざまな方向から可能性が探られている段階です。いずれも有効性が確立されたものではありませんが、原因の解明が進むにつれて、治療の選択肢も広がっていくことが期待されます。
当サイトでは今後、ME/CFSに関連する最新の研究動向を解説する記事も順次公開予定です。公開後はぜひあわせてご覧ください。
まとめ
慢性疲労症候群(ME/CFS)は、「ただの疲れ」でも「気のせい」でもなく、身体に実際の生物学的変化が起きている深刻な疾患です。
- 休息しても回復しない重度の疲労が6ヶ月以上続き、労作後倦怠感(PEM)を特徴とする
- ブレインフォグ、痛み、起立不耐症など多彩な症状が重なり、重症例では寝たきりになることもある
- 確定的な検査法がなく、診断には他の疾患の除外が必要であるため、診断までに時間がかかりやすい
- 酸化ストレス、神経炎症、免疫異常、腸内環境の乱れなど、複数の要因が複雑に関与していると考えられている
- コロナ後遺症(Long COVID)との関連が注目され、研究が急速に進展している
- 根治療法は未確立だが、ペーシングや対症療法により症状を管理しながら、「治療」によってできることを少しずつ取り戻していくことが基本
「慢性疲労症候群とは何か」を知ることが、患者さんを支える第一歩になります。
[ 引用・参考文献 ]
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※本記事は疾患に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、医療上の助言を構成するものではありません。ME/CFSの症状にお悩みの方は、医療機関へのご相談をおすすめします。ME/CFSに対応できる医療機関はまだ限られていますが、「ME/CFS 専門外来」「慢性疲労症候群 外来」などのキーワードで受診可能な施設を探すことができます。